HOME> 小児歯科について
子供の歯はエナメル質が柔らかくむし歯になりやすい為、早期発見・早期治療がとても重要になります。そのためにも、定期的に歯科検診を受診が必要ですが、小さなお子さんにとって「歯医者さんへ行く」ということは、大変大きなストレスがかかります。嫌がっているのに無理やり治療してそれがトラウマになってしまうと、その後の治療に悪影響を与えてしまいます。
歯医者嫌いにならないために
当院では、痛まない・怖がらせない治療はもちろんの事ですが、まずお子さんがリラックスできるよう「心のケア」に重点を置きます。ですので、お子さんが極度に嫌がる場合は、やむなくその日の治療を中止する事もあります。その場合、親御さんにとっては通院回数が増えるなどのご負担をかけてしまいますが、お子さんの事を考えた上での措置とご理解いただければと思っております。
小児期の矯正
小児期は歯並びまたは咬み合わせを治すのに適していると言えます。まだ顎の骨が柔らかいため歯が生えそろう土台となる顎の骨をコントロールすることが出来るわけです。時期としては3才〜12才くらいまで、乳歯が抜けて、永久歯が生え揃う頃までです。よくある治療例としては、拡大床と呼ばれるワイヤー状の装置で、歯の土台となる歯槽骨を押し広げ、永久歯が生えるスペースを確保します。そして永久歯が完全に生えそろった上で必要であればワイヤーやブラケットを使用して全体の歯並びや咬み合わせを治療するというものです。お子さんの歯並びや咬み合わせなどによって治療方法が異なりますので、お子さんの歯並びを見て心配に思われたら、一度受診される事をおすすめします。